桜花賞は、競馬予想が難しいＧ1レースです。
なぜならば、一般的に春の牝馬はフケによる影響で、調子の変動が激しいと考えられているからです。
とはいえ、過去データから桜花賞は、穴馬狙いにとってうってつけのレースだと考えることができます。
今回は、桜花賞で万馬券を狙う方法を、ご紹介します。
重賞未勝利馬を狙え
桜花賞で万馬券を狙うためには、重賞未勝利馬に注目することが必要です。
なぜならば、これまでの桜花賞において穴馬として馬券対象になった馬の中には、重賞未勝利馬が非常に多いからです。
同じ1勝でも、重賞での勝利と500万条件の勝利とでは、注目度や評価のされ方が違います。
そして、注目度や評価の違いは、オッズの差となって顕著に表れるものです。
しかし、クラシック路線で重賞勝ちができる馬は条件の整ったほんの一部の有力馬だけであり、桜花賞に出走する馬の中には、ローテーションやレース展開のアヤなどにより、能力はあるものの重賞に出走することができなかったり、重賞で勝ち切れないケースも多いのです。
重賞レースの中でもレベルの低いレースはありますし、逆に500万条件戦でもレベルの高いレースもあります。
桜花賞で万馬券を狙うためには、重賞勝ちという肩書きに惑わされない判断力が必要といえるでしょう。
桜花賞トライアル3着馬を狙え
桜花賞で万馬券を狙うためには、桜花賞トライアルレースの3着馬に注目する必要があります。
なぜならば、桜花賞の過去データにおいて、人気薄の桜花賞トライアルレースの3着馬が万馬券の立役者となっているからです。
トライアルレースで桜花賞出走の権利をとることができた出走馬のうち、これまでの実績面で見劣る馬は、トライアルレースでの好走がフロック視されがちです。
しかし、桜花賞が行われる3歳春は、短期間に急激な成長をとげる競走馬も多く、その成長の片鱗をトライアルレースで見せている可能性もあります。
また、桜花賞のトライアルレースの中には同じ競馬場や同じ距離で行われるレースも多く、経験値が高い分、再び好走する可能性が高いと考えることもできます。
桜花賞トライアルレースは、有力馬が順調に仕上がっているかを確認することだけが目的のレースではありません。
桜花賞で万馬券を狙うためには、有力馬以外のトライアルレースでの結果に注目してみましょう。