競馬新聞の情報に惑わされない方法

先週末は、エクセル浜松で競馬三昧。



やっぱり、家で観戦するのとは、かなり雰囲気が違いますね。

競馬ファンの熱気というか、独特の緊張感にあふれています。



ちなみに、メインレースは小倉のみ的中。







この買い目は、「単撃」と「なぜか3着に突っ込んでくる穴馬の法則

両方の推奨馬ということもあり、見事1着。



基本的に単撃は本命馬志向、なぜか3着に突っ込んでくる穴馬の法則の法則は

穴馬志向で、得意分野が異なるというのが私なりの解釈だったのですが、

今回のようなハンデ戦の場合、たまに買い目が重なることがあります。



ちなみに、小倉記念のナリタクリスタルもこのパターンで、

穴馬でありながら3着に入り、複勝560円的中だったんです。



ふたつの商材の組み合わせ技も、おもしろい使い方かもしれません。







ところで、そのエクセル浜松で、あるレースが終わった時のこと、



「こんな無印の馬、買えるわけないじゃん。なあ、そう思うだろ」



「そうだよ。なんで、この二重丸ばっかりの馬が来ないんだ」




という仲間同士の大きな声が、どこからともなく聞こえてきました。







このふたりは、いったい何に腹を立てているのでしょう。



自分の予想に腹を立てているのであればまだしも、

もし、競馬新聞の印に腹をたてているのであれば、

競馬新聞の印の意味というものを、よく考えてみた方がいいかもしれません。




私が、このように考えるのには、いくつかの理由があります。



まず、競馬新聞に掲載されている記者の予想印というのは、

基本的に枠順発表前につけられているケースがほとんどで、

枠順の有利不利などはまったく考慮されていないからです。




枠順というのは、内外によって有利不利がはっきりと分かれる場合があります。



特に、特異なコース形態や、逃げ馬が複数出走する場合などは

その傾向が顕著です。



にもかかわらず、予想の印には枠順による有利不利の情報が

ほとんど加味されていないんです。



このことからも、記者の予想印というのが、

どれほどいい加減なものかがお分かりいただけるでしょう。





また、変則開催を除き、出馬投票が行われるのは、木曜日、

そして翌日金曜日の夕方には、店頭に競馬新聞が並んでいます。



そして、3場開催の場合、予想の対象となるのは全36レース。



いくら競馬新聞の記者が予想の専門家とはいえ、

全36すべてのレースを、馬柱を見ながらいろいろな情報を比較検討し

予想するのは、物理的にも、精神的にも非常に困難だといえるでしょう。





最後に、最も重要なポイントとしては、

競馬新聞は、誰のために、どんな情報を紙面に掲載しているかということです。



競馬新聞というのは、ボランティアではありません。れっきとした営業活動です。



つまり、予想が当たる当たらないということよりも、

まずは、新聞が売れなくてはどうしようもないわけです。



ということはですよ、

競馬新聞というのは、記事を読んだ読者に「なるほど!」とか「やっぱり、そうなんだよ」とか

共感してもらう必要があるわけです。



すると、予想の印も、人気になりそうもない馬に重い印を打ちたくても、

基本的には、客観的に能力が高いと判断されている馬に重い印を打たなければ

ならなくなります。



というのも、もし、実績のない馬に重い印をうって、予想がハズれれば、

競馬新聞を読む読者の共感や信用を得られず、

結果的に新聞が売れなくなる可能性が高くなるからなんです。





また、競馬新聞の印には、それぞれ役割分担があります。



本誌予想は、実績、能力重視、穴予想記者は波乱の可能性を探り続ける、

その他にも、血統や調教など独自の視点を加味した予想で印を打つ記者もいます。



これも、はっきり言ってしまえば、本当の意味での予想ではなく、

競馬新聞の中の役割分担に沿った形で予想印を打っているだけなんです。




なぜならば、こうすることで、紙面上で誰かの予想が的中する可能性が高くなります。



そして、紙面的にも、各記者が予想を競っているようなイメージを与えることができ

読者にとっても、興味深い内容に思えてくるからです。





競馬新聞の印は、予想ではありません、どの馬が有力なのかについての情報です。



その証拠に、あなたにとって、勝ち馬の予想は難しくても、

本紙予想の本命がどの馬なのか予想することは比較的容易なのではないでしょうか。




競馬新聞の印の意味、もう一度考えてみてくださいね。

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