馬券をハズし続けていると、
ついつい誰かの予想に頼りたくなります。
実績のある予想であればある程、その気持ちはより強くなります。
でも、そんな時にこそ、冷静になって考えていただきたいことがあります。
それは、
あなたは、予想を買いたいのか、それとも予想を楽しみたいのか
どちらを望んでいるのかということです。
スポーツ新聞には、万馬券を1点で毎週的中とか、3連単を1点で連続的中とか、
常識では考えられない、とても景気のよい言葉が踊った競馬予想の広告をよく見かけます。
買った予想が実際に当たるのか、儲かるのかというのは、
実践したことのない私には分かりませんが、
「そんなに、うまく馬券を的中させることができるのなら、
わざわざ他人に教えるよりも、自分で買った方がいいのでは」
というのが、私の感覚です。
他人から指示された買い目で馬券を買って、いったい何が楽しいのでしょう。
「競馬は投資目的だ」という人がいるかもしれませんが、
投資であれば、もっと効率のよい方法が数え切れないほどありますし、
そもそも、元競馬関係者や有名人が起用されている広告というだけで、
信用できる業者だと判断してしまうことには、
残念ながら大きな疑問を持たざるを得ません。
他人から指示された買い目で馬券を買うということは、
言い換えれば、あなたはその業者にすべてを依存しているということになります。
つまり、あなたが、優れた業者を使って馬券が的中したり、儲かったとしても
もし、その業者がいなくなれば、その時点であなたはゼロに逆戻りだということです。
他人の力を利用することは、何事においても重要なことですが、
利用と依存を勘違いすることは、非常に危険なことです。
楽しむことも、儲けることも、競馬予想の醍醐味です。
そして、何を選ぶのかは、あなたの自由です。
目的を見失って、ただお金を浪費することだけは、避けてくださいね。