競馬を的中させるためのペースと着差の考え方

競馬の走破タイムは、ペースに大きく影響されます。

一般的には、ハイペースの場合は速い走破タイムになり、スローペースの場合は遅い走破タイムになります。

そして、この傾向はそれぞれの出走馬の着差にも大きな影響を与えています。

たとえば、ハイペースにおけるコンマ5秒差とスローペースにおけるコンマ5秒差ではその意味合いや価値が大きく異なるということです。

「着差以上に強い勝ち方」という表現も、ペースを考慮した着差の考え方ができればスンナリと理解することができるはずです。
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ハイペースとスローペースの違い

まず、スローペースのレースについて考えてみましょう。

スローペースのレースは、上がり勝負と呼ばれる瞬発力勝負のレースになるケースが多いです。

瞬発力勝負のレースとは、馬群がひと固まりの状態のまま勝負どころまで進み、そこからヨーイドンのレースになるということです。

このような展開の場合、ペースが緩いため、どの馬にも余力があり、距離適正もあまり問われません。

つまり、距離全体をどれだけのタイムで走ることができるかよりも、残りの距離をどれだけ鋭い末脚で走り抜けることができるかが問われるので、能力が問われる距離が短い分、着差も小さくなります。

一方、ハイペースのレースでは、レースの流れが速く走破時計も速くなるので、距離適性や競走馬の能力の絶対値が問われます。

距離適性や競走馬の能力の絶対値が問われるということはスローペースでは有効だった「ごまかし」は無意味であり、レース全体において能力差が表れるので必然的に着差は大きくなります。

このようなことから、仮に着差が同じレースがあったとした場合、ハイペースよりもスローペースの方が、着差に価値があると判断することができます。

これを別の言い方をすれば、ハイペースにおける大きな着差はインパクトは大きいものの展開による恩恵も大きいということです。

圧倒的な1番人気の死角とは

しかし、スローペースで大きな着差をつけて勝った馬がハイペースで勝った馬に比べ、圧倒的に能力上位とは言い切れません。

なぜならば、スローペースで着差をつけられるということは瞬発力がある裏付けにはなっても、速い走破タイムで走ることができる裏付けにはならないからです。

末脚の鋭い上がり時計の速い馬は、見た目の印象も手伝って、人気になりがちです。

また、前走の上がり時計が最速の場合には、注目度はさらに高くなるでしょう。

しかし、もし速い走破タイムでの好走実績がなければ、瞬発力には優れていても、絶対的な能力では劣っている可能性は否定できません。

スローペースでは好走する可能性が高くても、ハイペースになり走破タイムが速くなれば凡走する可能性も充分考えられるわけです。

スローペースで大きな着差をつけて勝った馬は、そのインパクトの大きさから圧倒的な人気になることが多いわけですが、ハイペースになる可能性が高かったり、当日の馬場が速い時計が出やすい状態においては、あえて馬券対象から外すことを考えてみるのも有効な馬券術といえるでしょう。


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