悪徳競馬予想に騙されない方法

競馬予想にお金を払って、

その予想が当たらないと騙されたと感じる。



これって、正常な感覚でしょうか?





当たらない競馬予想を当たると言って売るのはもちろんNGですが、

確実に予測することができない未来の結果にもかかわらず、

それを当てられると信じて、お金を払う方もどうかと私は思います。







「聞くだけで英語が話せるようになる」





最近、テレビでよく見かけるCMです。



はたして、これは真実でしょうか?







確かに、話せるようになれるかもしれません。



成功体験を語る人もいるかもしれません。



でも、現実的には100人いれば、100人がペラペラと話せるようになる

可能性は非常に低く、本人の努力次第で、

結果が大きく変わってくるわけです。







「これだけで、7キロ痩せることができました」



「これを飲み続けたら、血圧が下がりました」



「これを身に着けていたら、女性にモテるようになりました」






これらは、すべて真実かもしれません。



体験者は本当のことを言っているもかもしれません。



しかし、それはその人にとっての真実であって、

あなたにとっての真実になるのかは、分からないし、

保証もされていないわけです。








これは、以前にもご紹介したことがありますが、

そもそも、悪徳競馬予想というものはいったいどんなものなのでしょうか?



馬券が当たらなければ、悪徳競馬予想なのでしょうか。



予想する人が情熱と信念をもって予想した馬券でも、

ハズれれば、悪徳競馬予想なのでしょうか。





予想が当たれば優良競馬予想、予想がハズれれば悪徳競馬予想、

もし、それが真実だとしても、未来の結果である以上、

残念ながら、事前にそれを知ることはできないでしょう。








たとえば、競馬予想が当たらないことが、悪徳競馬予想としましょう。



では、競馬予想が当たらないということは、いったいどういうことなのでしょう。







1レース予想が当たらなければ、悪徳競馬予想なのか?



10レース中、4レース予想が当たらなければ、悪徳競馬予想なのか?



10レース中、7レース予想が当たらなければ、悪徳競馬予想なのか?



10レース中、すべての予想が当たらなければ、悪徳競馬予想なのか?



回収率が120パーセントを上回らなければ、悪徳競馬予想なのか?










つまり、定義や考え方によって解釈はどうにでもなってしまうということなんです。









そもそも、

未来のことを100パーセント正しく言い当てることはできません。



未来のことについて予測できるとしたら、

それは自然界に存在する原理原則、ただそれだけです。



そんな当たり前のことにも気づくことができず、

自分の思うようにいかなかったからといって、騙された、詐欺だ、

そんなの当たり前じゃないですか。







未来の結果を予測し、不確実性を楽しむことが競馬予想の醍醐味です。



不確実性があるからこそ、いろいろな切り口で予想ができたり、

思わぬような穴馬が突っ込んできて、万馬券を手にすることもできるわけです。







悪徳競馬予想に騙されない方法



それは、競馬予想を他人に依存しないことです。



自分の力で競馬予想をすることです。







なぜならば、どれだけ馬券をハズし続けても、万馬券を的中させても、

すべての責任は自分の内側にあり、自分の外側に求めることができないのですから。







もし、悪徳競馬予想に騙されたと感じたならば、

その悪徳競馬予想を選んだのは誰か、その予想を信じたのは誰か

考えてみてください。



この予想を信じて馬券を買う、

そう決めたのは誰なのかを考えてみてください。







結局のところ、競馬予想は自分の力ですべきなんです。



そして、馬券が当たっても、ハズれても、結果を自分で受け入れるべきなんです。



他人に依存し、お金を失うことを受け入れられなければ、

自分が行動して、競馬予想の腕を磨くしかないと私は思います。


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