競馬予想を始める前の心構えとは?



相変わらず、

シャイニングスコーピオンさんの音声を聞いているのですが、

少し前から違和感を感じています。



その違和感がいったい何なのか?

はっきりと説明することができないでいたのですが、

自分なりに少しづつ解釈することができたので、

今回は、それをご紹介したいと思います。



これは、あなたにとっても、

自分の競馬予想にスタイルを決める重要な要素になると思うので、

自分自身のことに置き換えてイメージしていただければと思います。







私が感じていた違和感、

それは、競馬予想で儲けたいのか、

それとも、競馬予想を楽しみたいのかということです。








対談音声の中で、シャイニングスコーピオンさんは

自分の中で勝てると思うレースだけを選んで馬券を購入すべき、

だと言っています。



確かに、これは、競馬で儲けるためには、重要なことだと

私も思います。



しかし、

競馬予想にその考え方を当てはめた場合、

何だか、非常に味気ない気持ちになってしまう自分がいたんです。



なぜならば、

私にとっての競馬予想は、儲かればいいというものではなく、

競馬予想を楽しみつつ、かつ儲かればなおいい、

そんな感じの競馬予想なわけです。







たとえば、

儲けるためだけの競馬予想であれば、

午前中の平場レースの馬券だけを買って、

その日の重賞やメインレースを見送るなんてことも

当たり前のようにできなければならないのかもしれません.



みんなが注目し、その話題性を共感したい

G1レースでも、儲けるためには当たり前のように

見送らなければならないわけです。



これは言い換えれば、

馬券師になりたいのか、競馬予想家になりたいのか、

という選択ともいえます。



私としては、

馬券で儲けることに対し、ストイックになりたいとは、

はっきりいってこれっぽっちも思わないわけです。








もちろん、競馬予想に関しては、

ストイックでありたいですし、あり続けるべきだと思います。



ですが、だからといって、

馬券で儲けることにまでストイックでいる必要はないということです。



こんなことを言うと、

競馬で儲けることができない弱虫の戯言だと

思う人がいるかもしれません。



自分の競馬予想に自信をもてない奴の

言い訳だと思うかもしれません。



でも、冷静になって考えてみれば、

競馬で安定して稼ぐということは、意外と大変なことなんです。







たとえば、年間の平均回収率が120パーセントだとして、

年間200万稼ごうとしたとします。



すると、年間の馬券購入額は、1000万必要になります。



そして、これを月換算すると、約84万円。



月の競馬開催日が平均で8日間とすると、

1日の馬券購入額は約10万円です。



1日の勝負レースが4レースだとすると、

1レースの馬券購入額は約2万5千円。



こう考えると、

さほど、非現実的な金額では無いように感じるかもしれません。







しかし、ここで考えていただきたいのは、

競馬予想においては、常に最悪のケースというのを

考えなければならないということです。




競馬予想における最悪のケースというのは、

つまり、的中率がゼロになる可能性を考えなければいけないと

いうことです。







もし、あなたが、馬券で年間200万儲けたいと考え、

そのリスクとして、年間1000万失うことに、

なんの躊躇もなく同意できるのならば、

いますぐ、その競馬予想を実施すべきでしょう。



しかし、私はそんなことはしたくありません。



競馬予想で年間1000万失うことなど、

大馬鹿者のすることだと思うからです。







私のイメージする競馬予想の予算は月2万円です。



これなら、1年間全く競馬予想が当たらなくても、

24万円の損失で済みます。



このくらいの金額であれば、

今の私の経済状態であれば、痛くも痒くもないわけです。



つまり、リスクを躊躇なく受け入れられるわけです。







「1年間、まったく競馬が当たらないことなんてありえないよ」



そう言う人がいるかもしれません。



もし、あなたもそう思うのであれば、私は聞きたい。



なぜ、あなたはそう思うのですか?



今までそうだったから、これからもそうだとなぜ言い切れるのですか?



そんな、甘っちょろい考え方だから、

競馬で負けたり、損したりすると、怒ったり、悲しんだりしてしまうんです。



競馬予想の最悪が全敗だということを前提にすれば、

怒ったり、悲しんだりすることなどなく、

馬券が的中することが嬉しい、楽しい、ただそれだけになるはずです。








馬券の買い方に追い上げ法というものがあります。



詳しい内容は、調べていただくとして、

簡単に言えば、こんな方法は破産への最短ルートなわけです。







競馬予想においては、まず最悪のケースを考えるべきです。



そして、その最悪のケースを前提に、

どのように馬券を購入していくかを考えるべきです。







私は、年間数百万を稼ぐ馬券師になるくらいなら、

楽しい競馬予想を伝える競馬予想家を選びます。



馬券で稼ぐことよりも、

競馬予想でストイックになることを選びます。



これは好みの問題なので、

どちらが正しくて、どちらが間違っているなんてことはありません。



ただ、この部分というのは、

馬券を購入する上で、非常に重要であることは確かです。







馬券師になりたければ、

競馬予想よりも、馬券についてストイックになるべきです。



競馬予想に対して、楽しみなど捨て去るべきです。



一般的に定義されている投資競馬がこれに当たるのかもしれません。



まあ、現実的にはどちらかがゼロで

どちらかが100なんてことはまずありえないのであって、

どちらにどれくらい重きを置くかというバランスの問題なのですが、

競馬で負け続けている時などは、

特に、儲ければいいという思考に陥ってしまいがちです。



では、なぜそういった思考に陥ってしまうのかといえば、

それは、先程紹介した最悪のケースというのを

事前に十分考えないまま、馬券を購入し負けた結果、

想定外のケースとなり、どうすればいいのかわからず、

思考停止になってしまっているだけなんです。







あなたは、馬券で稼ぎたいですか、

それとも競馬予想を楽しみたいですか。




それによって、自分の競馬スタイルが変わってくると思いますよ。


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