負け続けても、競馬を楽しめる資金配分法

競馬の資金配分には買い目に対する資金配分と期間に対する資金配分があります。

一般的にいわれている資金配分はトリガミを防ぐためにはどういう馬券の買い方をすればいいかという買い目に対する資金配分が多いのですが、今回は一年を通じて競馬を楽しむためにはどういった資金配分をすればいいかというひとつの考え方をご紹介したいと思います。
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回収率ゼロもあるという事実

まず前提条件として考えなければならないのは、回収率がゼロの場合もあるということです。

年間を通じて、一度も馬券が当たらないということはそうそうあることではないと思いますが、可能性がゼロではないということをまず覚えておく必要があります。

次にそれを踏まえた上で、1年に使える金額をあらかじめ決めておきます。

これは、お小遣い制のお父さんであれば一年が考えるよりも、一ヶ月単位の方がイメージしやすいかもしれません。

いずれもしても、ある一定期間内において使える金額を設定しておきます。

この設定金額は、あなたが失っても支障のない金額の範囲内でなければなりません。

なぜならば、最初にご紹介したとおり、回収率がゼロの場合も前提条件だからです。

定額と定率の違い

次に、レースに対する資金配分ですが、大きく分けると定額と定率に分けることができます。

定額というのは「1レース千円」というように馬券を買う金額を固定する方法、定率というのは「一ヶ月の予算2万円の10パーセント(2千円)の馬券を買う」というように予算の中の一定割合の金額の馬券を購入する方法です。

定額による資金配分では、一ヶ月の予算を競馬開催日や対象レース数で単純に割っただけの均等分配が最も簡単な方法ですが、一日の予算だけ均等配分にしておいてメインレースは30パーセント、その他のレースは各10パーセントというような感じで1日単位では均等配分、レース単位では配分を変える方法もあります。

定率による資金配分では、「複利効果」により馬券が的中すれば馬券の購入金額も大きくなっていきますが、馬券がハズれ続けると購入金額が小さくなり、もともとの予算に余裕がない場合や的中率があまりにも低い場合には、券種や買い目を絞って購入しなければならなかったり、トリガミを覚悟しなければならなかったりと制約を受けることがあるので、そうしたリスク面を考慮すると、初心者には定額による資金配分がおすすめです。

また、定額による資金配分では購入資金があらかじめ決められているので馬券的中によって手に入れた配当はそのまま次のサイクルまでプールすることができますが、定率による資金配分では配当も購入予算に組み込むことになるので、配当があったからといって手元にお金が残るとは限りません。

つまり、簡単にいってしまえば定率による資金配分の方がハイリスクハイリターンだということです。

どちらの方法を選ぶかは、競馬予想に対する考え方によるのでどちらかが正しくてどちらかが間違っているということはないのですが、どちらを選ぶにしても回収率がゼロになる可能性があり、失っても支障のない金額の範囲内で競馬予想をすべきであるという前提条件は同じです。


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