京都競馬場芝1600メートルで行われるマイルチャンピオンシップ。
もし、あなたがマイルチャンピオンシップの穴馬を探しているのであれば、これからご紹介する内容は、馬券検討の参考になるはずです。
マイルチャンピオンシップでは、2003年以降、単勝7番人気以降の出走馬が6頭馬券対象になっています。
それぞれの出走馬に対し、マイルチャンピオンシップ出走前の競争成績を参考に、なぜ人気薄になったのかを考えてみたいと思います。
マイルチャンピオンシップの穴馬
2011年フィフスペトル(11番人気)
前々走、マイルのハンデ重賞(京成杯オータムハンデ)を勝利するものの、前走、スプリンターズステークスはコンマ5秒差の6着。
重賞勝利とはいえ、ハンデ重賞だったことと、着差は大きくないものの掲示板の載ることができない着順が嫌われた。
2010年エーシンフォワード(13番人気)
5走前に重賞阪急杯(阪神芝1400)の勝ち鞍があるものの、その後勝ち鞍に恵まれず、前走(スワンステークス)も1番人気で、コンマ6秒差の8着。
2009年マイネルファルケ(14番人気)
前々走1600万条件を勝ち上がったばかりで、オープンクラスでの勝ち鞍ナシ。
前走富士ステークス(東京芝1600)は、コンマ3秒差と着差は小さいものの、9着。
2008年ファイングレイン(10番人気)
4走前に高松宮記念(G1)勝ちがあるものの、その後、3走は凡走が続く。
高松宮記念勝ちのため、スプリンターの適正が高くマイルへの適正が疑問視された?
2006年シンボリグラン(8人気)
マイルチャンピオンシップに出走するまで良績を残している距離が1200または1400。
3走前、同じマイルの安田記念にて、コンマ8秒差の7着に凡走している。
2003年ギャラントアロー(10人気)
前走、スワンステークスを勝利するものの、11番人気の低評価だったことからフロック視。
4走前NHKマイルカップで1.7秒差の17着に大敗しているため、距離に対する不安視あり。
マイルチャンピオンシップ穴馬の傾向
全体を通じて、傾向としてマイラーというよりも、スプリンターの適正が高いと判断され、本格的なマイラーに比べ、過剰に割り引かれた結果と考えることができます。
また、着順と着差のギャップ(着順が悪いものの着差は小さい)も、人気の盲点となる可能性が高いと考えることができます。
上記の傾向を踏まえた穴馬推奨馬はマイルチャンピオンシップ当日に、メルマガで紹介する予定ですので、ぜひ予想の参考にしてください。