競馬商材レビューに潜む落とし穴とは?

競馬商材レビュ一は、基本的に過去のレース結果を元に、

その競馬商材を使った場合、どのような結果になるかを記事にしていますが、

あなたは、その競馬商材レビュ一をどのような視点で見ていますか?





「◯月×日東京メインレース、馬連3560円、的中!」

というような記事を、私もよく目にしますが、

その的中実績が、その競馬商材の本当の実力なのか、ということに関しては、

私としては、正直かなり疑問に感じています。



なぜならば、

確かに、そのレースにその競馬商材を使っていれば、

馬券は的中していたかもしれませんが、

それよりも、そのレースにその競馬商材を使うことが

できたのかどうか、ということが非常に重要だからです。






例えば、ある500万条件のレースで、

ある競馬商材が万馬券を的中したという実績があったとします。



しかし、この競馬商材で万馬券を的中しました、

というのは、私が同じレースを7番人気の馬から流して万馬券を的中しました

ということと、意味合いとしては大きな違いがないわけです。



なぜかといえば、

極論をいえばどんな馬券術を使うかということはたいした問題ではなく、

その馬券術が的中するレースを対象レースとすることができるかどうか、

ということが重要なわけです。



言い換えれば、馬券術とレースの相性を見極める技術ですね。



だから、競馬商材のレビューにしても、

なぜこのレースで競馬商材を使えたのか、なぜこのレースが対象レースなのかが

きちっとした形でレビューされていれば納得することも可能ですが、

結果的に的中実績ばかりを見せられて、



『この競馬商材を使えば、こういう馬券を的中することができますよ』



というレビューでは、それは結果のいいとこ取りで、

1日の中の的中レースだけをピックアップしただけの話であって、

その裏側には、当たらないレースが数多く存在している可能性もあるわけです。




だから、競馬商材のレビューを見る時には、

その実績がレース結果のいいとこ取りになっていないか、

対象レース何レース中何レースが的中なのかなどを

厳しい目で確認する必要があると、私は思います。



で、実際に具体例を挙げて、説明しますと、

私がおすすめしている



「なぜか3着までに突っ込んでくる穴馬の法則」



という穴馬抽出ツールがあります。









もし、

こちらの推奨馬ですべてのレースの馬券を購入したら、

儲かる可能性はほぼゼロです。




私自身、自分で馬券を購入したり、

レース結果を検証したことがありますが、

そのまま使うだけでは、マイナス街道まっしぐらです(笑)



でも、私はこの商材をおすすめしています。



なぜだか、分かりますか?











この商材はハンデ戦では有効なツールになると、

私は考えているからです。




「なぜか3着までに突っ込んでくる穴馬の法則」というのは、

この名前のとおり、穴馬を見つけるためのツールです。



穴馬というのは、実績がなかったり、近走の成績が思わしくない馬です。



そして、そのような馬でも好走できるよう

JRAがお膳立てしてくれたレース、それがハンデ戦なんです。



ハンデ戦は、ハンディキャッパーによって、ハンデが決められています。



そして、ハンディキャッパーが目指すハンデの決め方というのは、

有力馬であろうが、穴馬であろうが4コーナーで団子状態になりながら、

最後の直線、息をのむような叩き合いを繰り広げ、鼻面を合わせながら

ゴール板を駆け抜ける、そんなレースのはずです。



だから、別定戦や定量戦に比べ、穴馬と呼ばれる馬が好走する可能性は高く、

それを見越して、ハンデ戦を目標に馬を仕上げてくる陣営もいるわけです。



これは、非常に分かりやすい例でしたが、

その他の競馬商材だとしても理屈はまったく一緒で、

どのレースが対象レースで、どのように使うのかをあなた自身が工夫することが、

有益な競馬商材の有効性をさらに高めることになると思います。




こんなことをいうと、身も蓋もないかもしれませんが、

ほとんどの競馬商材レビューはレース結果のいいとこ取りだと思います。



的中の裏に、たくさんのハズれ馬券があることは、

あなたが聞かなければ教えてくれないでしょうし、

聞いたからといって、本当のことを教えてくれるとは限りません。



また、本当に過去に優れた実績があるからといって、

未来も同じ結果になるとは限りません。





ですから、

原理原則は大事にしつつ、

環境に合わせていくしたたかさも必要だと私は感じています。



有効な馬券術をどんな形で活用することができるのか、

常に使う人のマインドやスキルが試されている、

それも競馬予想の醍醐味ですね。




今回は、競馬商材レビューについて、

私が最近感じていることをお伝えしました。


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