パドックで競馬予想をするための基本的な考え方

パドックは、出走馬が能力を発揮することができる状態にあるかを判断する重要な場所です。

ただし、パドックでよく見えた馬が必ず好走するとは限りません。

パドックで競馬予想するポイントには、歩様や気合乗り、発汗などいろいろありますが、今回は、そのようなテクニックを使う上で押さえておくべき基本的な考え方をご紹介します。
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横の比較と縦の比較

まず、押さえておくべきなのが出走馬を横の比較だけでなく、縦の比較も行うべきだということです。

横の比較とは、たとえば、パドックを歩いている前の馬と後ろの馬を比較して、後ろの馬の方が入れ込みが激しいから状態が思わしくないと判断するような方法です。

この方法の場合、そのレースに出走するすべての馬の平均値が判断基準になります。

つまり、すべての出走馬を対象に何らかの特徴のある対象馬を見つけ、その特徴によって評価を上げたり下げたりするわけです。

しかし、この方法には大きな問題があります。

それは、出走馬それぞれの特徴をまったく考慮せず、すべての出走馬を同じものさしで評価してしまうことです。

もともとパドックでの入れ込みが激しい馬の場合、他の馬と比較すれば入れ込みが激しかったとしても、その馬にとってはいつもよりかなりマシな状態なのかもしれません。

他の馬が発汗していないのにもかかわらず、ある1頭だけ発汗していたとしても、もともと汗をかきやすいタイプなのかもしれません。

つまり、パドックで馬の状態を確認するには出走馬同士を比較するだけでなく、出走馬の特徴を考慮したり、前走の状態と比較したりして対象馬の状態が上向きなのか調子落ちなのかを縦方向で比較することも必要だということです。

少数派の思考は高配当を生む

また、パドックで馬の状態を見る時、有力馬は消しの要因を探し、人気薄は買いの理由を探すことも重要です。

まず前提として覚えておきべきなのは、出走馬の見え方というのはもともと備わっている素質が異なる以上、実力上位の有力馬はよく見えるのは当然であり、人気薄の状態が見劣るのは当然だということです。

そして、当たり前のことは、わざわざ注目するほどの意味はないということです。

パドックでは、当たり前ではない事に注目すべきです、違和感のアンテナを張り巡らせるべきです。

具体的には、有力馬は消しの理由、人気薄は買いの理由に注目し、能力ではなく状態で逆転の可能性を見極めることが重要です。

当たり前でないということは、少数派の意見ということです。

そして少数派の意見が正しければ、手に入れることができる配当が大きくなるということです。

当たり前のことを納得するのは簡単ですが、そこに新しい価値は生まれません。

パドックでは、多数派と異なる視点で出走馬を見ることを意識するべきでしょう。


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