夏競馬を攻略するために必要な3つの適正とは

夏競馬は、通常の開催競馬とは馬券の攻略ポイントが異なります。

なぜならば、夏競馬が行われる主な競馬場はローカル競馬場だったり、クラス再編成による降級馬がいたりと、開催条件が普段と異なるからです。

では、夏競馬の特徴を馬券攻略に活かすためにはどのようなポイントに注意すればいいのでしょう。

今回は、夏競馬を攻略するために必要な適正について考えてみたいと思います。

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夏競馬の洋芝適正

夏競馬が行われる函館競馬場と札幌競馬場の芝は洋芝です。

つまり、函館競馬場と札幌競馬場の芝コースの馬券攻略において洋芝適正は見逃せないポイントだということです。

洋芝適正を見極める上で最も簡単な方法は、過去の競争成績を確認することです。

たとえ近走凡走続きだとしても、過去に函館競馬場や札幌競馬場で好走している場合には注意が必要です。

なぜならば、厩舎関係者も洋芝適正があることを把握した上で、限られた期間しか行われない夏競馬に照準を定め、メイチの仕上げをしてくることも考えられるからです。

洋芝でも野芝でも好走する器用なタイプは、馬券妙味はありません。

このため馬券妙味的には、過去洋芝のレースで好走したものの、近走は野芝のレースで凡走と続け、休養をはさんでじっくりと調整し仕上がっているタイプが狙い目といえるでしょう。

夏競馬の平坦小回り適正

夏競馬が行われる、函館競馬場や札幌競馬場、小倉競馬は小回りコースとして有名です。

つまり、東京競馬場や京都競馬場など中央開催が行われる広いコースの競馬場に比べ、コーナーを上手に回る器用さが求められるということです。

一般的に小回りコースは、馬格が小さい馬が有利と考えられています。

確かに軽自動車と大型バスどちらの方がカーブを曲がりやすいかイメージしてみれば一目瞭然です。

また、小回りコースは跳びの大きいストライド走法よりも跳びの小さいピッチ走法の馬の方が適しているといわれています。

こちらも、前輪から後輪までの長さが違う車が、カーブを曲がるところをイメージしてみれば簡単に理解できるはずです。

つまり、馬体重はもちろん、歩幅の大きさなども小回り適正を見極めるポイントになるということです。

また、函館競馬場や札幌競馬場、小倉競馬は最後の直線が短く、平坦であることから逃げ、先行馬にとって有利なコース形態です。

直線が長い競馬場では通用していた末脚が、夏競馬が行われる小回り平坦コースでは不発に終わる可能性が高くなることも覚えておきましょう。

なぜ、夏は牝馬なのか

函館競馬場や札幌競馬場は基本的に直前輸送に無い滞在競馬です。

つまり、輸送を苦手とする神経質な馬にとって滞在競馬は条件が好転するポイントになるということです。

一般的に牡馬に比べ牝馬は、デリケートなため輸送に弱いといわれています。

このため、牝馬にとって直前輸送のない滞在競馬は、これまで輸送により悩まされてきた問題を解消できるチャンスになるということです。

また、夏競馬は気温が上昇する中でレースが行われるため、通常の競馬に比べ体力の消耗が大きく、発汗によって本来の能力を発揮することができなくなる可能性が高まります。

この発汗による体力の消耗についても、馬格の大きい牡馬よりも馬格の小さい牝馬の方が気温の上昇による体力消耗の度合が小さく、レースにおける条件としては有利に働く可能性が大きいということです。

「夏は牝馬」という競馬の格言がありますが、これはオカルトではありません。

ただし、競馬の格言を鵜呑みにし、夏競馬ですべての牝馬を狙うのはやめておいた方がよいでしょう。

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