競馬予想詐欺に騙されない方法は、とっても簡単です。
なぜならば、ある意味競馬予想は占いとまったく同じだからです。
競馬予想と占いは、未来のことを予想するという意味においてはまったく同じです。
しかし、占いが当たらなくても詐欺と言う人はまずいませんが、競馬予想が当たらないと不思議なことに詐欺と感じる人が後を絶ちません。
つまり、競馬予想詐欺にあわないためには、そもそも競馬予想は占い程度のものだと考えることが重要だということです。
今回は競馬予想詐欺に騙されない方法について考えてみたいと思います。
なぜ競馬予想詐欺に引っかかるのか
多くの人が考える競馬予想詐欺とは、馬券が当たらないことを指すはずです。
つまり、馬券が当たることを前提条件としているということです。
しかし、どんなに優れた人でも未来ことを正確に予測することが非常に困難であることぐらい、常識のある大人であれば理解しているはずです。
つまり、馬券が当たるという前提条件自体が、そもそもおかしいということです。
もちろん、確実ではない未来を確実であるかのように演出する競馬予想会社に、問題がないとはいいません。
しかし、その演出を鵜呑みにし、競馬予想会社のことを信用した人にも騙されたとはいえ、まったく責任がないとは思えません。
天気予報がハズれ、せっかくのお出掛けが台無しになっても、気象予報士に責任があるわけではありません。
今日の星座占いが当たらなくても、占い師に責任があるわけではありません。
天気予想も占いも競馬予想も、受け取った情報をあなたがどう判断し、どう行動するのか、つまり、結果は情報を伝える側ではなく受け取る側のあなたにゆだねられているということです。
競馬予想詐欺の被害者は競馬予想を楽しんでいるのか
競馬予想詐欺に引っかかる人は、お金に振り回されている人です。
なぜならば、馬券で儲ける欲望のために、さらに多額のお金を使っているからです。
もちろん、馬券で儲けることは競馬予想の楽しみにひとつではありますが、競馬予想の楽しみ方は儲けることだけではないはずです。
つまり、馬券が当たって儲かることは、結果であって目的ではないということです。
もし、あなたの目的がお金儲けだけならば、競馬予想に執着せずに、その他の手段を探した方が得策かもしれません。
なぜならば、あなたが馬券を買った瞬間、控除率という名目で、20パーセント以上の手数料を支払っているからです。
あなたが馬券を買う目的は何ですか?
競馬予想を楽しむことが目的ならば、楽しみである競馬予想を誰かに丸投げすることなどありえないと、私は思います。