中山牝馬ステークスは、穴馬狙いに適したレースです。
なぜならば、中山牝馬ステークスの過去データを確認すると、毎年のように人気薄が馬券対象となっているからです。
一般的に、牝馬は牡馬に比べ、調子の波が激しく、良い状態を維持するのが難しいといわれています。
また、同じ重賞でも牝馬重賞は、牡馬混合戦と比べ出走馬のレベルがワンランク落ちることが多いため、牡馬混合戦で大敗したものの、厳しい流れを経験したことによる凡走馬の巻き返しや、条件戦を勝ち切れない馬が展開に恵まれ馬券対象になる可能性が高いのも、大きな特徴といえます。
では、人気の盲点となる中山牝馬ステークスの穴馬を見つけるためには、どんなポイントに注目すればよいのでしょう。
今回は、中山牝馬ステークスにおける穴馬について考えてみたいと思います。
中山牝馬ステークスを人気薄で馬券対象となった馬
2012年 エオリアンハープ(11人気)
1600万条件勝利後、オープンクラスと重賞で5走しているが、オープン特別で3着どまり。
2012年 レディアルバローザ(8人気)
前走京都牝馬ステークスコンマ7秒差6着、前々走エリザベス女王杯2.3秒差17着と凡走。
このレースに出走するまで、中山コース未経験。
2011年は、阪神競馬場での開催のため対象外
2010年 ウェディングフジコ(8人気)
前走、前々走と地方競馬のダート戦を使われる。4走前、中山競馬場でのオープン特別で勝ち鞍を上げているが、重賞では掲示板すら載ることができていなかった。
2010年 チェレブリタ(9人気)
7走前に京都牝馬ステークス勝ちがあるが、その後6走が馬券対象になっていない。
2009年 ピンクカメオ(15人気)
2年弱の間に12レースに出走しているが、まったく馬券対象になっていない。
2009年 ダンスオールナイト(11人気)
前走、1600万条件を卒業したばかり。
これまでも何度か牝馬限定重賞に出走しているが、馬券対象になっていない。
2008年 マイネカンナ(13人気)
まだ条件馬の立場での出走。
前々走、同じ牝馬重賞の愛知杯でコンマ3秒差の5着と掲示板に載っているが、前走は1600万条件戦でコンマ3秒差の4着。
2007年 ヤマニンメルベイユ(12人気)
3走前に1600万条件を勝ち上がるものの、前々走、前走と重賞に出走し凡走。
中山牝馬ステークス穴馬券攻略のヒント
これまで1600万条件やオープン特別では馬券対象になってはいるものの、重賞では結果を残すことができていなかった馬が馬券対象となる傾向が強く見受けられます。
このため、過去の競争成績を確認した時、「重賞クラスでは通用しないのでは・・・」とクラスの壁を感じる馬ほど、積極的に狙ってみる方がいいかもしれません。
また、出走馬によっては、この時期だけ好走しているタイプも存在します。
近走の競争成績は不振でも、中山牝馬ステークスの開催時期に馬券対象になっているようであれば、注意が必要でしょう。
これらの傾向を考慮した中山牝馬ステークスの穴馬情報は、メルマガでご紹介する予定です。
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