日経新春杯は、ハンデ重賞のため、多彩なメンバーにより行われる重賞レースです。
このため、競馬予想をする上において、横の比較が難しいため実績を重視する予想スタイルの競馬ファンにとっては、厄介な重賞ともいえます。
とはいえ、日経新春杯で狙い目の穴馬を見つけることはさほど難しいことではありません。
今回は、日経新春杯穴馬の法則をご紹介します。
寒い時期に好走する馬を狙え
リピーターレースは、同じレースで好走するという意味だけではありません。
特に、日経新春杯で穴をあける出走馬の中には同じ時期に好走する季節のリピーターといえるタイプの存在するのです。
競争馬の中には特定の距離や特定の競馬場で好走するタイプがいるように、一般的に馬が苦手と考えられている暑さが厳しい夏場に好走するタイプをはじめ、逆に冬場のみに好走するタイプが存在します。
そして、距離適性やコース適正は比較的容易にデータとしてまとめることができるため、馬柱に傾向が掲載されることも珍しいありませんが、特定の時期による好走パターンは興味をもつ人も少なく、データとしてまとめられているケースもまだまだ少ないため、明確な好走パターンだったとしても、ピックアップされることが少ないため、穴馬狙いのデータとしては格好の材料になるのです。
日経新春杯で穴馬を探す時には、12月から2月頃に好走実績のある馬に注目しましょう。
寒い時期が大好きな出走馬は、たとえ近走走続きだったとしても、厳しい寒さが日経新春杯での好走をサポートしてくれるかもしれません。
古馬になってから重賞で馬券対象になっていない馬を狙え
日経新春杯で穴をあける出走馬は、普通の重賞では好走することが難しい馬です。
つまり、実績面や実力的にはオープン特別止まりではあるものの、ハンデや適正の恩恵により馬券対象になっているケースが非常に多いのです。
また、日経新春杯で穴をあける出走馬の中には、3歳重賞で実績を残したものの、古馬になってから凡走続きの馬が、一変し巻き返すケースも多く見受けられます。
3歳重賞で実績を残した後パッとせず日経新春杯で復活した穴馬その1
3歳重賞で実績を残した後パっとせず日経新春杯で復活した穴馬その2
3歳重賞で実績を残した後パッとせず日経新春杯で復活した穴馬その3
つまり、出走馬のメンバー構成や出走馬の適正を見極めた上で勝負になると判断した陣営は、ハンデ重賞である日経新春杯にメイチの仕上げをしてくる可能性も考えられるのです。
日経新春杯の穴馬を探す際には、格下馬だからと軽視しないようにしましょう。
また、3歳重賞での実績馬に注目することで、思わぬ高配当を手にすることができるかもしれません。