ステイヤーズステークスは中山競馬場で行われる重賞ですが、京都コースとの相性がポイントになります。
はっきりとした理由は定かではありませんが、過去のデータを参考にする限り、その傾向を否定することはできません。
また、ステイヤーズステークスの勝ち馬には、3歳馬が多いことも特徴のひとつです。
今回は、ステイヤーズステークスの勝ち馬をピックアップする方法を、ご紹介します。
万葉ステークスの勝ち馬を狙え
ステイヤーズステークスの勝ち馬をピックアップするためには、万葉ステークスのレース結果に注目することが必要です。
なぜならば、ステイヤーズステークスの勝ち馬には、過去万葉ステークスで勝ち鞍をあげた馬が数多く存在するからです。
万葉ステークスを勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した馬その1
万葉ステークスを勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した馬その2
万葉ステークスを勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した馬その3
中山芝3600メートルで行われるステイヤーズステークスと京都芝3000メートルで行われる万葉ステークスの、コース形態における共通点を見出すことはできません。
しかし、ステイヤーズステークスが12月開催、万葉ステークスは1月開催、ともに寒さの厳しい時期に行われるため、寒い時期に調子を上げる馬にとっては、共通点の多いレースといえます。
また、芝3000メートル以上で行われるオープンクラスのレースとしては、ステイヤーズステークスや万葉ステークスは、天皇賞春や阪神大賞典などに比べメンバーも手薄で、レースレベルも比較的近い存在です。
つまり、万葉ステークスで勝利できる条件とステイヤーズステークスで勝利できる条件は、意外と近い存在だと考えることができるんです。
「格」を重視する競馬予想では、オープン特別の万葉ステークスの成績は軽視してしまいがちです。
しかし、過去のデータを参考にする限り、ステイヤーズステークスの競馬予想において、「格」を重視する予想は危険だといえるでしょう。
京都外回りコースで好走した3歳馬を狙え
ステイヤーズステークスの勝ち馬をピックアップするためには、長距離適正の高い3歳馬に注目することも必要です。
なぜならば、ステイヤーズステークスでは、古馬との対戦経験が浅い3歳馬が多く活躍しているからです。
京都外回りコースで勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した3歳馬その1
京都外回りコースで勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した3歳馬その2
京都外回りコースで勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した3歳馬その3
京都外回りコースで勝利した後、ステイヤーズステークスも勝利した3歳馬その4
長距離を得意とする3歳馬が出走するレースといえば、誰もが菊花賞を思い浮かべることでしょう。
もちろん、菊花賞で好走した馬には、もちろん注目する必要がありますが、条件戦を勝ち上がって間もない3歳馬も軽視することは禁物です。
特に、京都外回りコースの条件戦で勝利した馬の中には、その後ステイヤーズステークスを勝利した馬が多く存在します。
つまり、成長著しい3歳馬は、実績だけでなく勢いも重要なんです。
3歳馬の中には、3000メートルを超える距離を初めて経験し、ステイヤーとしての適正や能力が開花するタイプも少なくありません。
ステイヤーズステークスの競馬予想をする際には、距離実績がない3歳馬を軽視することはやめたほうがよいでしょう。