分かりやすい重賞レース回顧は、勝つための競馬予想に有効なのか

分かりやすい競馬解説は、ある意味「罪」です。

なぜならば、分かりやすいということは、考える可能性を奪ってしまう可能性があるからです。

同じ分かりやすい解説でも、解釈の方法によってその効果は大きく変わってきます。

つまり、分かりやすい解説をヒントにできる人にとっては有益な情報ですが、分かりやすい解説を答えにしてしまう人によっては、有害でしかないということです。

では、分かりやすい解説を答えにしてしまうとは、いったいどういうことなのでしょう。

今回は、分かりやすい競馬解説を上手に利用する方法について考えてみたいと思います。

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「誰でもわかる競馬予想法」に潜む落とし穴とは

分かりやすい情報ということは、余分な情報をそぎ落としまとめられているということです。

また、情報がそぎ落とされているということは、情報が加工されており、偏った情報になっているも考えられます。

残念ながら、偏った情報は、物事の一面しかとらえることができません。

つまり、全体像をイメージできない人にとっては、それがすべてであり、たったひとつの正解だと思い込んでしまう可能性が高いということです。

しかし、競馬予想において正解はひとつではありませんし、万が一、正解がひとつだったとしても、正解にたどり着くための方法はひとつではありません。

情報を鵜呑みにする人は、このような思考が抜け落ちています。

だからこそ、短期的にしか使えない情報に振り回されてしまうのです。

分かりやすい競馬解説に振り回されないためには、視野を広げるしかありません。

つまり、知らないということを知り、知ったかぶりにならないことを常に心がけるということです。

競馬予想に対する「おごり」は、勝ち組から負け組への最短ルートです。

競馬解説を上手に利用するためには自分が知っていることなど、競馬予想のほんの些細なことに過ぎないと自覚することが必要だと、私は思います。

進歩しない人に共通する競馬予想法とは

分かりやすい解説を答えとしてしまうことは、そこで思考停止になってしまうということです。

思考停止になってしまうということは、それ以上の成長を望めないということです。

自分で成長することができなければ、成長するためには誰かの助けを必要としなければなりません。

そして、誰かの助けを必要とすればするほど、まずます思考停止に陥っていき、結果的に、何かに依存しなければ何も判断することができなくなっていくのです。

何も知らない人にとって、経験者の解説は貴重な情報源になるでしょう。

しかし、貴重な情報源となるのは、あくまでの最初のうちだけで、自分で考え判断していくことができなければ、成長することなどありえないのです。

自分で考えることを選ぶのか、誰かが考えた結果を選ぶのかは、あなた次第です。

誰かが考えた結果を選ぶのであれば、わざわざあなたが競馬予想する意味はないと、私は思います。

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