中山競馬場、新潟競馬場、阪神競馬場、京都競馬場は芝コースにおいて外回りコースと内回りコース2種類のコース形態が存在します。
外回りコースと内回りコースはゴールの位置が同じなので、同じコースとして考えがちですが、外回り、内回りそれぞれのデータを分析してみると傾向が大きく異なります。
詳しいデータや傾向はデータ専門のホームページでご覧いただくとして、パッと見ただけで分かる最大の違いは、最終コーナーを回ってからの直線の長さです。
中山競馬場にはこの傾向は当てはまりませんが、その他の競馬場においては、最後の直線の長さが脚質や枠の有利不利に大きく影響を及ぼします。
最後の直線が長い場合、最後の直線が短い場合と比べ、差しや追い込みが決まりやすくなります。
大型馬や器用さに欠けるコーナーを回ることがあまり得意ではないタイプにとって、追い出しのタイミングも直線を向いてからでも間に合うコース形態というのは、直線が短くコーナリングを気にしながら追わなければならない場合と比べ、圧倒的に有利です。
外回りコースと内回りコースはゴールの位置が同じなので、同じコースとして考えがちですが、外回り、内回りそれぞれのデータを分析してみると傾向が大きく異なります。
詳しいデータや傾向はデータ専門のホームページでご覧いただくとして、パッと見ただけで分かる最大の違いは、最終コーナーを回ってからの直線の長さです。
中山競馬場にはこの傾向は当てはまりませんが、その他の競馬場においては、最後の直線の長さが脚質や枠の有利不利に大きく影響を及ぼします。
最後の直線が長い場合、最後の直線が短い場合と比べ、差しや追い込みが決まりやすくなります。
大型馬や器用さに欠けるコーナーを回ることがあまり得意ではないタイプにとって、追い出しのタイミングも直線を向いてからでも間に合うコース形態というのは、直線が短くコーナリングを気にしながら追わなければならない場合と比べ、圧倒的に有利です。
外回りコースの優位性とは
また、直線が短いコースの場合、差し追い込み馬というのは、コーナーの外側を回しながら追い出すことになりがちです。
これはロスなくコーナーを回ることができる逃げ、先行馬に比べ非常に走る距離が長くなり、不利といえます。
しかし、京都競馬場の外回りコースに代表されるように、最後の直線が長ければ、コーナーでジッと脚をため、最後の直線を向いてからインコースに進路をとり経済コースを使って追い込むことも可能になるわけです。
これは、最後の直線が長くなければできない戦法です。
つまり、これは直線の短い内回りコースにおいては、どれだけの脚を使うことができるかというよりはどれだけ器用にコーナーを回ることができるのかが重要視されているのに対し、直線の長いコースにおいては、多少ロスがあったとしても、どれだけの脚が使うことができるのかが求められているということです。
このようなポイントから競馬予想を見てみると、内回りコースの予想というのはコース形態重視、外回りコースの予想というのは馬の能力重視で組み立てていくべきでしょう。
これはロスなくコーナーを回ることができる逃げ、先行馬に比べ非常に走る距離が長くなり、不利といえます。
しかし、京都競馬場の外回りコースに代表されるように、最後の直線が長ければ、コーナーでジッと脚をため、最後の直線を向いてからインコースに進路をとり経済コースを使って追い込むことも可能になるわけです。
これは、最後の直線が長くなければできない戦法です。
つまり、これは直線の短い内回りコースにおいては、どれだけの脚を使うことができるかというよりはどれだけ器用にコーナーを回ることができるのかが重要視されているのに対し、直線の長いコースにおいては、多少ロスがあったとしても、どれだけの脚が使うことができるのかが求められているということです。
このようなポイントから競馬予想を見てみると、内回りコースの予想というのはコース形態重視、外回りコースの予想というのは馬の能力重視で組み立てていくべきでしょう。
中山競馬場外回りはロングスパート向き
一方、中山競馬場においては、直線の長さに違いはないもののポイントになってくるのはコーナーの角度です。
中山競馬場は中央開催の競馬場の中では最もカーブがキツいコース形態です。
カーブの傾斜だけを比べれば、ローカル競馬場とあまり遜色のないコース形態です。
ただし、これは内回りコースに限ったことで外回りコースになるとコース形態は異なってきます。
JRAのホームページに公開されているコース図を見るとよくお分かりいただけると思いますが、中山競馬場の外回りコースはおむすび型です。
これにより、内回りコースと外回りコースとで大きく異なってくるのが3コーナーカーブの傾斜。
内回りコースがその他のコーナーと同様になっているのに対し、外回りコースにおいては、ほぼ直線といってもいいような傾斜になっているのです。
コーナー角度がキツいほど、馬はスピードを落とさなければなりません。
つまり、コーナーがあることによって、減速<->加速を繰り返さなければならないわけです。
しかし、外回りコースの3コーナーにおいては、ほとんど減速の必要がありません。
また、2コーナー過ぎから3コーナーまでずっと下り坂が続いているので、コーナーがある内回りコースに比べそのスピードを保ったまま4コーナーまで走ることができるわけです。
このため、内回りコースでは器用さに欠け凡走した馬や持続力勝負を得意とするロングスパートタイプであれば同じ中山競馬場での外回りコースで一変しても、まったく不思議ではありませんし、その逆も然りです。
また、中山競馬場外回りコースはトリッキーなコースと呼ばれているようにジョッキーの力量が問われるコース形態です。
下り坂が長いので、マクリも決まりやすいですしね。
この傾向は、中山競馬場外回りコースにおける騎手別の成績をみても、お分かりいただけると思います。
中山競馬場は中央開催の競馬場の中では最もカーブがキツいコース形態です。
カーブの傾斜だけを比べれば、ローカル競馬場とあまり遜色のないコース形態です。
ただし、これは内回りコースに限ったことで外回りコースになるとコース形態は異なってきます。
JRAのホームページに公開されているコース図を見るとよくお分かりいただけると思いますが、中山競馬場の外回りコースはおむすび型です。
これにより、内回りコースと外回りコースとで大きく異なってくるのが3コーナーカーブの傾斜。
内回りコースがその他のコーナーと同様になっているのに対し、外回りコースにおいては、ほぼ直線といってもいいような傾斜になっているのです。
コーナー角度がキツいほど、馬はスピードを落とさなければなりません。
つまり、コーナーがあることによって、減速<->加速を繰り返さなければならないわけです。
しかし、外回りコースの3コーナーにおいては、ほとんど減速の必要がありません。
また、2コーナー過ぎから3コーナーまでずっと下り坂が続いているので、コーナーがある内回りコースに比べそのスピードを保ったまま4コーナーまで走ることができるわけです。
このため、内回りコースでは器用さに欠け凡走した馬や持続力勝負を得意とするロングスパートタイプであれば同じ中山競馬場での外回りコースで一変しても、まったく不思議ではありませんし、その逆も然りです。
また、中山競馬場外回りコースはトリッキーなコースと呼ばれているようにジョッキーの力量が問われるコース形態です。
下り坂が長いので、マクリも決まりやすいですしね。
この傾向は、中山競馬場外回りコースにおける騎手別の成績をみても、お分かりいただけると思います。