東京新聞杯は過去データを確認すると、一筋縄ではいかない重賞です。
なぜならば、人気馬同士の固い決着の年もあれば、人気馬が総崩れとなる年もあるからです。
そして、本命馬ばかりを狙っていては、高配当を手にすることが難しいのは当然のことですから、東京新聞杯では人気馬が凡走することを前提に競馬予想をするのも、ひとつの東京新聞杯の楽しみ方といえます。
今回は、東京新聞杯を楽しむために、荒れる東京新聞杯で穴馬予想を簡単にする方法をご紹介します。
東京巧者の巻き返しを狙え
東京新聞杯で穴馬を狙うためには、東京巧者の巻き返す可能性について考慮し競馬予想することが重要です。
なぜならば、左回りと得意とする競走馬にとって、その能力を発揮できる場所は東京競馬場と中京競馬場しかないからです。
また、右回りが苦手な馬を管理する厩舎にとっても、東京競馬場で行われる重賞は目標とするレースだと考えるのは当然です。
そして、東京競馬場での重賞で結果を残すためには、前走、前々走のレースを調整のためのレースとして割り切っていたとしても、何ら不思議はありません。
とはいえ、競馬予想をする多くの競馬ファンは、前走や前々走のレース結果を目にする度、調子を落としているとか、能力が足りないとかの判断を安易にしてしまいがちです。
つまり、東京巧者が東京競馬場で巻き返す可能性を考慮するだけで、簡単に穴馬をピックアップすることが可能なのです。
具体駅な方法としては、５走前、６走前以内にに東京競馬場のレースに出走し馬券対象になった後、その他の競馬場で凡走を繰り返している馬に注目してみましょう。
なぜならば、難しいことを考えなくても、東京新聞杯の過去データを見れば一目瞭然だからです。
競馬予想は、難しく考えれば馬券が的中するわけではありません。
レース当日のオッズを確認し、人気上位に推されていなければ、あなたがピックアップした穴馬は、多くの競馬ファンが見落としている東京新聞杯における穴馬の条件を満たしているといえるでしょう。
前走オープン特別でまずまずの競馬をした馬を狙え
東京新聞杯で穴馬を狙うためには、前走オープン特別でまずまずの競馬をした馬に注目してみましょう。
なぜならば、オープン特別でまずまずの競馬をした馬は、重賞に比べ格の落ちるオープン特別という理由で軽視され、馬券対象にならなかったという理由でさらに軽視されるからです。
とはいえ、オープン特別で馬券対象にならなかった馬でも、調子が良く、更なる上積みを見込むことができる出走馬もいます。
そして、レースによっては強い競馬をしたものの、展開のアヤによって馬券対象になることができなかった出走馬がいるのも、競馬予想を長く続けている人であれば周知の事実のはずです。
しかし、競馬予想をする多くの競馬ファンは、着差より着順を重視し、競馬予想を行っています。
つまり、着順ではなく着差に注目することによって、東京新聞杯の穴馬を簡単に浮かび上がらせることが可能なのです。
具体的には、前走オープン特別で馬券対象にならなくても、勝ち馬からコンマ５秒差以内の出走馬をピックアップしてみましょう。
そして、出走馬に実績馬が多く、前走オープン特別に出走した馬が過剰に軽視されるようであれば馬券対象になっている馬にも注目してみましょう。
重賞レースにおいて、過去の実績とケース結果に直接的な因果関係はありません。
にもかかわらず、多くの競馬ファンは過去の結果が今回のレースでも続くものだと信じて競馬予想をしています。
東京新聞杯で穴馬を狙うためには、過去の実績やレースの格にとらわれず競馬予想をすることが重要でしょう。