若手騎手の馬券攻略法

減量騎手に代表される若手騎手は、よほど環境に恵まれない限り騎乗できるレースが限られてきます。

昔とは違い、地方出身ジョッキーや外国人ジョッキーの活躍もめざましいものがありますから、そういった意味においても若手騎手の置かれている環境というのはきびしいものがあるはずです。

では、そのきびしい環境の中で、若手ジョッキーはどうやって結果を残しているのでしょうか。

過去の騎乗データを確認すると、若手ジョッキーの狙いどころが浮かび上がってきます。
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若手騎手向きのレースとは

まず、距離としては短距離戦が圧倒的によい結果となっています。

まあ、競馬というのは距離が延びれば延びるほど、結果がペースや展開に影響されやすくなるので、そんなことを考えなくてもすむ一本調子の短距離戦というのは、経験の浅い若手ジョッキーにとっては、うってつけの条件だといえます。

あと、短距離戦において見逃すことができないのが、減量による恩恵です。

斤量の恩恵というのは、距離が長くなるほど大きくなるかと思いがちですが、短距離戦においてはスタートダッシュが最も重要。

軽い斤量を生かしてスタートを決めれば、馬券対象になる可能性も高くなるというものです。

そういう視点から考えれば、逃げ先行馬が圧倒的に有利な小回りコースの競馬場が狙い目だという傾向にも納得がいきます。

若手ジョッキーのデメリットである経験や展開を読む力が不要で、メリットである斤量の恩恵を最大限に生かすことができるコースを考えれば、小回りコースの短距離戦は、まさにベストの条件です。

中央開催とローカル開催の差

しかし、この恩恵を最大限に利用するためにはある条件が必要です。

それは、「枠」と「脚質」。

いくら斤量の恩恵を受けたとしても、それだけでスタートダッシュを決められるわけではありません。

外枠よりも内枠がコースロスが少ないわけですし、そもそも騎乗馬にダッシュ力がなければいくら斤量が軽くても、前目の位置取りでレースをすすめることは非常に困難です。

コース形態や馬の気性によっては、揉まれることのない外枠の方が好条件という場合もありますが、一般的には小回りコース攻略のセオリーどおり内枠の逃げ、先行馬が狙い目となるでしょう。

また、はっきりとした理由は分かりませんが、芝コースよりもダートコースの方が得意とする騎手が多いのも特徴としてあることを紹介しておきます。


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