役立つのに使われない、競走馬の得意不得意を見極める方法

出走馬の特徴を把握したい場合、最も一般的なのが競馬場別や距離別の成績で分類する方法です。

競馬場別や距離別の成績は出走馬の適正を見極める上で非常に有効なファクターとなるのですが、対象データが少ない場合、傾向がつかみづらいという欠点もあります。

このような場合、出走馬の適正を見極める上で別の切り口が必要になってくるわけですが、今回はどのような切り口で対象とするレースの適正を見極めればいいのか、いくつかのヒントをご紹介します。
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グループ化によるコース適性の見方

まず、競馬新聞にも掲載されている最も一般的な切り口として、右回り左回りによる分類法があります。

JRA競馬場の中で左回りコースは東京、新潟、中京の3場のみで、その他の競馬場はすべて右回りです。

競走馬によっては、利き足の影響などによって、右回りはスムーズにコーナーを回ることができるのに、左回りだとぎこちなくなってしまうタイプがいます。

そのような傾向はレース結果にも当然表れるので、右回り左回りによる分類法は切り口として有効です。

また、坂の有無に注目する方法もあります。

ゴール前に急坂があるコースとしてあげられるのが阪神競馬場と中山競馬場。

このコースに共通するポイントとしては、ダートコースにおいて上がり時計がかかるということです。

これと対照的なのが京都や新潟などの、坂が無く平坦なコースが続く競馬場。

こちらの競馬場は、上がり時計が速くスピード決着になりやすいという共通点があります。

これらのことを総合的に考えてみると、たとえば、阪神ダートで好成績を残し、京都ダートでいまいちな馬が新潟ダートで行われるレースに出走してきた場合、たとえ過去実績がなくても、好走する可能性が高いのか低いのかについて、ある程度の推測をすることは可能でしょう。

切り口は多ければ多いほど有利

これ以外にも、中山、福島、小倉などの小回りコースと京都、東京などの広いコースの違いを切り口にしてみたり、洋芝、野芝の違いを切り口にしてみたり、もっと詳しく見るのであれば、中山芝1600メートルと阪神芝1400メートルは距離は違いますが、コースの勾配においては共通点が多いなど、いろいろな切り口を見つけることが可能です。

今回ご紹介した切り口というのは、言い換えれば予想をする上での道具です。

目に見える道具は多ければ荷物になったり邪魔になったりしますが、知識という道具は荷物にも邪魔にもなりません。

荷物にも邪魔にもならない道具ならば、たくさん持っていた方が有利なのは明らかです。

今回ご紹介した中で気になった切り口があれば、今週のレースに出走を予定している登録馬のデータをその切り口で確認してみてはいかがですか。


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