ジャパンカップの予想や馬券購入は、過去の結果を参考にすると、あまり穴狙いには適していないレースです。
なぜならば、過去10年間のジャパンカップにおいて7番人気以降で馬券対象になったのは、わずか4頭で、比較的上記人気馬で決着する配当妙味の少ないレースが多いからです。
とはいえ、今年のジャパンカップは万馬券が期待できないとは言い切れません。
今回は、過去のジャパンカップの結果を参考にしながら、ジャパンカップで穴馬予想をする方法を考えてみたいと思います。
ジャパンカップ人気薄で馬券対象となった馬
2011年ジャガーメイル(14番人気)
4走前、2010年のジャパンカップでコンマ1秒差の4着になったものの、その後3走は馬券対象とならず、前走同じ東京競馬場で行われた天皇賞秋は1.3秒差9着と大敗。
2010年ヴィクトワールピサ(8番人気)
皐月賞馬で実績も十分であったが、前走、前々走がフランスでの出走のため、状態を疑問視?
2008年スクリーンヒーロー(9番人気)
前走、アルゼンチン共和国杯(ハンデ重賞)を勝利しているものの、このレースが重賞初挑戦。
前々走は、条件戦(1600万条件)で2着であり、実績面で見劣る。
2004年デルタブルース(7番人気)
前走、菊花賞を勝利しているものの、前々走は1000万条件勝ちで、実績面で見劣る。
ジャパンカップ穴馬券攻略のヒント
ジャガーメイルの場合、前走の天皇賞は惨敗とはいえ、その前の競争成績を見ると、1年前のジャパンカップでコンマ1秒差の4着となっているように明らかに東京コース巧者。
東京コース巧者で近走別の競馬場で成績を落としている人気薄には注目した方がよいでしょう。
また、その他の3頭については、勢いのある馬という印象を受けます。
一般的には状態面に不安があったり、格上挑戦のようなイメージがぬぐえないところをあえてジャパンカップに出走してくることにこれまでの実績だけでは割り切ることのできない何かを感じることができれば、穴馬券として狙ってみた方がよいでしょう。
最初にご紹介したとおり、基本的には固い決着に多いジャパンカップなので、穴馬狙いに徹するのは馬券を的中させたい人にとっては的中の可能性の低い馬券の買い方になってしまうのでおすすめできませんが、私のように馬券的中は二の次で穴予想を楽しみたい方は、週末にメルマガでお届けするジャパンカップの穴馬予想を、ぜひ参考にしてください。